(1)〔数のはじめ・ひとつ〕一.大字は“壹”の字を用いる.
- 一・壱に一・壱を足す/一加一.
- 一・壱列に並ぶ/排成一列.
(2)〔1番目〕最初,第一,首先.
(3)〔最もすぐれた〕最好,首位,第一.
- 日本一・壱/日本第一.
- クラス一・壱の成績/全班第一的成绩.
- 一・壱と言って二と下がらない/绝对第一.
『注意』“一”の声調変化:
(1)“一”が単用されたとき,語または句の末尾にきたとき,および数字などとくに強調して読むときは第1声に発音する.
(2)“一”が第4声の前にくるときは第2声に変化.たとえば“一共”,“一样”,“一个”.この場合“个”は軽声だが,もと第4声であるため,ふつう“一”も声調変化する.ただし“十一个”“二十一个”などのとき“十个”“二十个”と混同されないように“十一”“二十一”と“个”の間に短い切れ目がはいり“一”が声調変化しないことが多い.
(3)“一”が第1,2,3声の前にくるときは第4声に変化する.たとえば“一般”,“一条”,“一点儿”.
本辞典では声調の変化しない原調で示されている.
『参考』“一”の特殊な読み方:“一”が電話番号,ルームナンバーなどに用いられるとき,“七”との混同をさけるため,とくに(“幺”と表記することもある)と発音される.たとえば“房间号码一〇七”,“电话号码一七八一”.
一・壱工面,二働き (処世)筹措第一行动第二;
一要功夫大,二要认真干.