幾許

假名【いくだ】

详细释义

副词

いくらぐらい。どれほど。少しばかり。

几何。多少。些许。

（副）

（多く「いくだも」の形で下に打ち消しの語を伴う）いくら。いくほど。いくばく。「さ寝し夜は－もあらず／万葉集 135」

（副）

たくさん。たいそう。はなはだ。「前妻こなみが肴な乞はさばたちそばの実の無けくを－ひゑね／古事記中」 → こきだ

（副）

たくさん。たいそう。はなはだ。「いちさかき実の多けくを－ひゑね／古事記中」

（副）

たくさん。たいそう。はなはだしく。ここば。「み吉野の象山きさやまのまの木末こぬれには－も騒く鳥の声かも／万葉集924」

（副）

たいそう。はなはだしく。ここだ。ここばく。「白雲の絶えにし妹をあぜせろと心に乗りて－かなしけ／万葉集 3517」

（副）

程度がはなはだしいさま。数量が多いさまをいう語。はなはだ。たいそう。たくさん。「我宿に誰をまつ虫－なくらむ／古今秋上」「心うく－の年ごろつかうまつり侍りて／落窪 1」